今回は前回に引き続きFX-AUDIOさんのヘッドホンアンプ PH-A1Jの音質レビューを皆さんにお届けします。
このアナログヘッドホンアンプを購入した第一の理由はハイスペックなUSBDAC TOPPING D10sの性能を最大限発揮させる事が目的でした。
そして実はもう一つの理由として、オーディオテクニカさんのワイドレンジなハイレゾ対応ヘッドホン ATH-SR50にはまだまだ余裕があり、さらなる高音質化が可能であろうという期待があったからです。
そこで今回はUSBDAC TOPPING D10sとヘッドホンアンプ PH-A1J、さらにハイレゾ対応ヘッドホン ATH-SR50を含めたトータルでの音質を徹底的に検証していきます。
使用機材
ここで使用機材を簡単に紹介します。
- パソコン
適当に部品を集めて自作したパソコンです。
適当に自作した割にはこれといった不具合も無くすこぶる快調ロプロスです。
- USBDAC TOPPING D10s
PCM:384kHz/32bit
DSD:11.2MHz ネイティブ再生対応
USBDAC TOPPING D10sのレビューと詳しい使い方はこちらをご覧ください。
- アナログヘッドホンアンプ FX-AUDIO PH-A1J
オペアンプ:Texas Instruments NE5532P
パワートランジスタ:NXP Semiconductors BD139・BD140
周波数特性:10Hz~30kHz
- ハイレゾ対応ヘッドホン オーディオテクニカ ATH-SR50
ドライバー:φ45mmトゥルーモーションハイレゾドライバー
再生周波数帯域:5 ~ 45,000Hz
アルミハウジング採用
ハイレゾ対応ヘッドホン オーディオテクニカ ATH-SR50の詳しいレビューはこちらをご覧下さい。
今回はこの布陣で試聴していきます。
ヘッドホンアンプ PH-A1Jの試聴と音質
それでは早速試聴していきたいと思います。
今回は普段良く聴いているYouTubeの音源をメインに試聴していきます。
「Relax Music – New York JAZZ – Relaxing Lounge Bar Instrumental」
まずこちらのRelax Music – New York JAZZは超癒し系の音源で、低音から高音域まで解像度も非常に高く音質は素晴らしいです。
ソフトなピアノとゆったりとした伸びのある低音がもう堪らないです。
仕事で超疲れて家に帰ってきた時など、コーヒーを飲みながらこの音源を聴くと本当に心身共に癒されますので、日々強いストレスに晒されているという方にはこの音源を特におすすめしておきます。
「Norway 4K – Scenic Relaxation Film with Calming Music」
このNorway 4Kは音質が超クリアーなだけでなく映像も素晴らしいです。
ノルウェーってどんだけ綺麗な国なんだよって言うぐらいの絶景で、これならいくらでもサーモンが捕れるのだろうなと思います。
「【528Hz・睡眠導入】DNAを修復するソルフェジオ周波数と静かな瞑想音楽で癒やされながら質の高い眠りを…聴きながらスーッと睡眠導入、ストレス緩和、疲労回復」
これはいわゆるスピリチュアル系の音源で良く眠れるようになるそうです。
さらにDNAまで修復してくれるそうなので、これさえ聴いていればもう医者もワクチンも必要無しという事になります。
自分の場合は毎日コーヒーを5,6杯ぐらい飲みますので、大体夜眠れなくなってしまいます。
そこでこういった音源を聴いてはみるのですが、たしかにフワーっとした気分にはなるもののあまり効果は感じられないです。
しかし人によっては絶大な効果があるかもしれませんので、普段寝つきが悪いという方は試してみてはいかがかと思います。
「【Jill】進撃の巨人「紅蓮の弓矢」バイオリンで弾いてみた」
こちらはアンキモのジル子様です。
この曲は多くの方がカバーしていますが、その中でも個人的にはこれが最高傑作だと思います。
進撃し過ぎだろっていうぐらいの凄まじい超絶技巧でありながら、バイオリンの音は優しくソフトでものすごく聴き心地がいいです。
一見すると過激な感じがしますが、育ちの良さはやはり隠しきれず音に滲み出ています。
育ちの良し悪しは思わぬ所に出てしまいますので皆さんも要注意です。
「Brian May – Resurrection (Official Video Remastered)」
こちらはブライアン メイさんのレザレクションです。
この曲でドラムを叩いているのはロックの世界では超有名なコージーパウエルさんという方で、自分は昔からの大ファンです。
残念ながら既にお亡くなりになってしまいましたが、この超パワフルなドラムは今聴いてもやはりすごいの一言に尽きます。
とにかくコージーパウエルさんのドラムはパワフルなだけではなく音がものすごくいいですので、是非一度試聴してみる事をおすすめします。
今日の晩酌
ようやくヘッドホンアンプ PH-A1Jの音質レビューが無事に終わりましたので早速今日の晩酌を始めます。
という事で本日はこちらを用意しました。
牛ハラミ焼きとビールです!
今日はバイオハザード:ザ・ファイナルを視聴しながら晩酌します。
それでは牛ハラミから頂きます。
牛ハラミうまっ! 超激うまです!
牛ハラミって余計な脂身がなく歯ごたえもしっかりしていて本当にうまいです。
もうこれだけでビールが止まらなくなります。
それでは本日のメインディッシュはこちらです。
アナゴ君ではなくアナゴ寿司です!
これどうやって食べていいのか迷いますが、思い切って一口でいってみます。
アナゴ君うま!
しかしながらタラちゃんが納得するほどの激うまとまでは言い切れないです。
最初に食べた牛ハラミがあまりにもうますぎたがゆえにアナゴの味の印象が薄く、完全に力負けしちゃってます。
食べる順番を間違えた自分のミスと言ってしまえばそれまでですが、おかげで牛肉が他を圧倒するほどの強力な旨味をもっている事が良くわかりましたので、この反省を今後に活かしていきたいと思います。
シメはこちらです。
プチブリ丼です!
今回は三重県産の天然ブリです。
酢飯の上にブリ刺しを乗せただけの簡単なブリ丼ですが早速頂いてみます。
プチブリ丼うまっ! タラちゃんもビックリの激うまです!
牛肉に対抗できるのはやはりブリでしょという事でプチブリ丼にしてみた訳ですが、予想以上の激うまです。
特にブリと大葉の相性が絶妙で、鉄火丼とはまた違った異次元のうまさです。
もうこれ以上食べられませんというぐらいお腹いっぱいになってしまいましたので、本日の晩酌はこれにてお開きと致します。
まとめ
今回は従来とは趣向を変えて、誰もがすぐに聴く事のできる音源を利用した方が分かり易いのではないかという事で、ネット上の音源を利用してヘッドホンアンプの音質レビューを行ってみたわけですが、いかがでしたでしょうか?
前回もお伝えした事ではありますが、アナログヘッドホンアンプはハイスペックなUSBDACと組み合わせれば驚くほどの滑らかさとパワフルで立体的な低音、さらにまわりの空気の動きまで感じられる程のリアルさを実感できるようになります。
それに加えてこのPH-A1Jは非常にワイドレンジでありながらアナログゆえに手頃な価格で入手可能となっていますので、アナログアンプならではのリアルで超滑らかな音質を体験してみたいという方はこのFX-AUDIOさんのヘッドホンアンプ PH-A1Jを試してみる事をおすすめします。
という事でまた次回もお楽しみに!
コメント