今回は大口径45mmハイレゾドライバーを採用し、極めて高い解像度と重低音再生を両立した超ワイドレンジなオーディオテクニカさんのハイレゾ対応ヘッドホン ATH-SR50のレビューを皆さんにお届けします。
最近はDENONさんのスピーカーを購入して以来、日々音楽や映画、アニメにインターネットラジオ等を超高音質で満喫している訳ですが、そうなってくるとヘッドホンもさらに高音質化したくなってくるのが人情というものです。
しかし、ハッキリ言ってハイスペックなハイレゾ対応ヘッドホンともなると価格はかなり高価なものになりますので、そう簡単には手が出せないです。
それゆえ以前から手頃な価格で購入可能な超高音質なヘッドホンはないものかと各メーカーの製品を徹底的に調査していた訳ですが、最近この超ワイドレンジなハイレゾ対応ヘッドホン ATH-SR50を発見し、これは試してみる価値ありという事で思い切って購入したという次第です。
そこで今回は超ワイドレンジなハイレゾ対応ヘッドホン ATH-SR50の性能を徹底的に検証していきます。
ハイレゾ対応ヘッドホン ATH-SR50の付属品
という事で恒例の付属品のチェックから始めます。
携帯用のポーチです。
これ高級感があってすごくいいです。
3極のアンバランスケーブルです。
こちらはアンプ側が5極、ヘッドホン側が4極のバランスケーブルです。
取扱説明書です。
保証書です。
このATH-SR50はバランス接続対応となっていますので、自分のオーディオ製品で使用できるのか不安になる方もいるかと思いますが、通常の3極ケーブルでのアンバランス接続でも問題無く使用可能ですのでご安心を。
ヘッドホンヘビーユーザーの方の中にはイヤーパッドが破れたりすり減ったりした場合の交換用のイヤーパッドが入手可能かどうか気になる方もいるかと思います。
交換用のイヤーパッドはオーディオテクニカさんの公式サイトで購入可能となっており、交換も自分で簡単にできますので下記URLで確認してみて下さい。
https://www.audio-technica.co.jp/support/parts/search/result/ATH-SR50/
という事で付属品は全く問題無しです。
ATH-SR50の主要スペック
ここでATH-SR50の主なスペックを紹介します。
型式:密閉ダイナミック型
再生周波数帯域:5 ~ 45,000Hz
ドライバー:φ45mmトゥルーモーションハイレゾドライバー
出力音圧レベル:100dB/mW
最大入力:1,500mW
インピーダンス:47Ω
入力端子:φ3.5mmステレオミニジャック
質量約:229g
最大の特徴は、再生周波数帯域 5 ~ 45,000Hzの再生レンジの広さにあると言えます。
再生レンジの広さが音の良さの保証にはなりませんが、スピーカーやヘッドホンを選ぶ上で最も重要な指標となりますので、購入する際は必ず確認するようにして下さい。
それと付属品の所でも触れたのですが、このATH-SR50はバランス接続にも対応していますので、バランス派のオーディオガチ勢の方々にも十分納得のいく仕様となっています。
バランス接続とアンバランス接続の違いがイマイチ良く分からないという方もいるかと思いますので、簡単に説明します。
アンバランス接続の場合は単純に左右の信号のグランドラインが共通になっているというだけです。
それゆえプラグは3極となり、ヘッドホン内部でグランドラインを分離して左右に振り分ける方式で、どこのメーカーもほとんど同じ配線になっています。
(3極プラグ)
電子回路的にはアンバランス接続で問題無く左右独立したステレオ再生は可能となりますが、それには到底納得できないというのがバランス原理主義の方々です。
この辺がオーディオが物理学を遥かに超越した宗教と言われる所以でもありますが、そういった方々の熱い要望に応えたのがバランス接続対応のヘッドホンやイヤホンという事になります。
(オーディオの世界では様々な宗派が激しく対立していますので、一般の方々はあまり深入りしない方がいいです)
バランス接続の場合は最初からグランドラインが分離していますので、左右2本づつの配線となります。
それゆえバランス接続のプラグは実質4極になりますが、5極になっているものは、マイクやコントローラー等の信号線が加わっている為に5極になっているという訳です。
(4極プラグ)
それともう一つこのATH-SR50の特筆すべき特徴としてアルミニウムハウジングが採用されています。
通常ハイエンドの高級ヘッドホンでアルミや木材がハウジングに使用される事はよくあります。
しかし低価格帯のヘッドホンでアルミがハウジングに使用される事はほとんどありませんので、このATH-SR50は破格のコスパの良さと言えます。
(赤丸の部分にアルミが使用されています)
なぜこれほどコスパが良いのかといいますと、実はこのATH-SR50の定価はそこそこいい値段となっているのですが、現状では価格が低下して手頃な価格となっている事が通常では有り得ないコスパの良さに繋がっているという訳です。
このアルミハウジングが採用されている事が最終的にこのATH-SR50の購入を決意した最大の決め手になったと言っても過言ではないです。
ATH-SR50の試聴
それでは早速音質の検証をしていきたい所ではありますが、実はこのATH-SR50を購入する際、ほぼ同様のスペックの他メーカーのヘッドホンとどちらを購入するか迷いに迷いました。
そのせいでATH-SR50の購入が遅れてしまい、まだ自分が所有している音源の半分ぐらいしか試聴できていないというのが現状です。
その程度で音質がどうのこうの語るのはメーカーさんに対して大変失礼な行為となりますので、現状お伝えできる範囲内で率直な感想を述べさせてもらえば、空間の広がり感がすごいです。
洞窟のような深い臨場感というのではなく、音はハッキリとクリアーでありながら透き通った広大な空間がどんどん広がっていくという感じです。
これはすごいです。
さらに詳しい音質に関してもお伝えしたいところですが、今回お伝えできるのは上記の理由により残念ながらここまでですので、具体的な音質に関しては全ての音源の試聴が終わってから次回まとめて詳しくレビューさせて頂きます。
今日の晩酌
ハイレゾ対応ヘッドホン ATH-SR50のレビュー前半戦も無事終了し、すっかり秋の夜も更けてまいりましたので今日の晩酌を始めます。
今日はドクターXを見ながら晩酌します。
という事でこちらを用意しました。
餃子とモツ煮とビールです!
餃子とモツ煮は近所のファミマで買ってきました。
早速餃子から頂きます。
餃子めっちゃうまいです。
もうビールに餃子は最高です。
前回シュウマイで飲んだのですけど、シューマイとビールではいまいちインパクトが足りない感は否めないです。
顧客満足度という事になるとやはりビールと餃子に軍配が上がるかと思います。
モツ煮は刻みネギと七味で頂きます。
これも実にうまいです。
モツ煮の何がうまいかって言うと、この汁がうまいんですよ。
もうたまらないです。
お次はこちらです。
ホッケです。
これもファミマで買ってきました。
ホッケは骨をとって醤油を少々垂らしていただきます。
ホッケうまっ! 激うま!
ホッケと言えば居酒屋の定番中の定番メニューで、決して高級魚という訳ではないのですが、実に味わい深くてうまいです。
この独特の燻製したような味がビールと本当に良く合います。
それでは本日のメインディッシュはこちらです。
麻婆豆腐です。
麻婆豆腐と聞いただけで妙な汗が出てきます。
麻婆豆腐辛っ!
めっちゃ辛くてもうびっくりです!
正直自分は辛いの苦手なんですけど、不思議な事にビールと一緒だといくらでも食べられます。
ていうかビールが止まらなくなってやばいです。
結局麻婆豆腐というのは単体では未完成の料理で、ビールとセットになって初めて完成する料理なのだという事を今この歳になってようやく悟りました。
四川省恐るべしです。
という事で今日も大満足したところで本日の晩酌はこの辺でお開きと致します。
まとめ
今回はATH-SR50の購入が遅れてしまい充分な試聴ができなかった事が大きな反省点と言えます。
なぜそんなに遅れてしまったのかと言いますと、ハッキリ言ってヘッドホンは当たり外れが大きく、やはりどうしても購入には慎重にならざるを得ないです。
しかしこのATH-SR50を購入したのは大正解でした。
まさかこの価格でこれほど音がいいとは思わなかったです。
現状では様々な音源を徹底的に聴き込んで音質の検証を続けていますので、さらに詳しい音質に関しては次回まとめて皆さんにお届け致します。
乞うご期待です!
という事でまた次回もお楽しみに!
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