今回は前回に引き続きFosi AudioさんのDAC付きデジタルアンプ DA-2120Aのレビューパート2を皆さんにお届けします。
前回DAC付きデジタルアンプ DA-2120Aのレビューを行ったわけですが、何か物足りない不完全燃焼の様な気が致しましたので、今回は少し趣向を変えてダイヤトーンのスピーカー DS-200ZXでデジタルアンプ DA-2120Aを試してみる事にしました。
そこで今回は前回の補足となりますがDAC付きデジタルアンプ DA-2120Aのダイヤトーン DS-200ZXでの音質はどうなのかを検証してみます。
ダイヤトーン DS-200ZXでの試聴
それでは早速デジタルアンプ DA-2120Aをダイヤトーン DS-200ZXに接続して試聴してみます。
今となってはこのDS-200ZXは骨董品の部類に入るスピーカーではありますが、高音域は超リアルでものすごく綺麗です。
もう光輝く高音質です。
このDS-200ZXのツイーターにはボロン化チタンという特殊な金属が使用されてまして、現代のスピーカーと比較しても全く遜色の無い高域の伸びと高い解像度を実現しています。
しかし、至近距離ではツイーターが強すぎて高音と低音のバランスが悪く、このスピーカーの場合は少なくとも2m以上離れる必要がありますので、近距離で使用するPCオーディオにはやはり向いていないです。
ある程度距離をとって試聴するとバランスは非常に良くなり、16cmのウーファーも楽々ドライブできてます。
印象としてはパワフルなDENONさんのSC-M41とは対照的なエレガントな音質といった感じです。
絵画で例えるとSC-M41は濃厚な油絵で、DS-200ZXは精密な水彩画といった感じになります。
同じアンプでもスピーカーが変われば音の印象は大きく変化するという当たり前の結果ではありますが、デジタルアンプ DA-2120Aの性能の良さはこれで十分良く分かりました。
2Way ブックシェルフスピーカー DENON SC-M41の詳しいレビューはこちらをご覧下さい。
ピュアオーディオについて スピーカーの選び方
皆さんの中にはもっとオーディオの音質を良くしたいと考えてはいるものの、どのようなスピーカーを買っていいのか良く分からないという方も多いのではないかと思います。
一番確実な方法としては家電量販店やオーディオ専門店で様々なスピーカーをじっくり試聴してみる事がやはりおすすめかと思います。
自分の場合は最寄駅の近くに有名な大型家電量販店がありますので、そこのオーディオコーナーによく試聴に行っています。
そこでは驚くほど多数のスピーカーが展示されているだけでなく、低価格なものから超高価なハイエンドのスピーカーまで好きなだけ試聴できるようになっていますので、外国製のスピーカーも含めて有名どころのスピーカーであればおおよその音質は大体把握しています。
しかし住んでいる地域によっては近くにその様なお店が無いという場合も有り得ます。
その様な場合は、まずはメーカーにこだわらず様々なスタイルの低価格なスピーカーを購入して聴き込んでみる事が一番手っ取り早いです。
様々なスタイルと言ってもスピーカーの場合大雑把に言って、フロントバスレフ、リアバスレフ、バックロードホーン、密閉式のせいぜいこの4種類ですので、さほど費用は掛からないと思います。
そうすれば、どれか一つぐらい自分の好みに合うスピーカーが必ず見つかるはずですので、その方向性で攻めていけば良いという事になります。
例えばリアバスレフのスピーカーが気に入ったのであれば、そのスタイルでさらにハイスペックなスピーカーにチャレンジしていけばいいという事です。
一つのスタイルに決められないというのであれば、フロントバスレフとリアバスレフの二刀流というのもありかと思います。
自分の好みの音質が良く分かっていない状態でいきなり高価なスピーカーを闇雲に購入しても、有名メーカーの超高価なスピーカーなのに何かイマイチという事になってしまいます。
これは自分の音の嗜好とスピーカーの方向性が全く合っていない事が原因の一つとして考えられます。
確かに高価なオーディオ製品であればあるほど音質が良くなっていく確率は高くなりますが、その音質が自分の感覚に合うかどうかはまた別問題という事です。
そもそも自分の好みの音質とは全く関係の無い価格やブランドという基準でオーディオ製品を選択してしまう事が悲劇の始まりと言えます。
自分の感覚は唯一無二であって、自分と同じ感覚を持った人間はこの広い宇宙のどこを探しても存在しないです。
それゆえその人の音質の好みは他人には当然分かりませんので、自分の本当の好みの音質は自力で見極める以外に方法は無いです。
しかし自分の音質の嗜好とスピーカーの方向性がうまくマッチすれば、低価格なオーディオシステムであっても非常に大きな満足感を得られる可能性は高くなります。
つまり高級中華料理でなくともお寿司と生ビールさえあれば至福の境地に至る事は十分可能であるという事です。
それゆえまずは偏見や先入観、固定観念を打破し、己を知る事がピュアオーディオのめくるめく神秘の世界に至る第一歩となりますので、皆さんも様々なスピーカーにチャレンジしてみてはいかがかと思います。
今日の晩酌
それでは本年最初の今日の晩酌コーナーを早速始めます。
今日は北斗の拳を視聴しながら晩酌します。
という事でまずはこちらを用意しました。
茶碗蒸しとビールです!
ビールはプレミアムモルツで、茶碗蒸しは近所のファミマで買ってきました。
茶碗蒸しうまっ!
実は自分は茶碗蒸しが大好きで、ファミマのこの大きな茶碗蒸しはよく買って食べてます。
茶碗蒸しを考えた人って天才ですよね。
現代日本人では茶碗蒸しを超える料理を考案するのは到底無理かと思います。
昔の日本人のセンスは本当に素晴らしいです。
それでは本日のメインディッシュはこちらです。
お寿司ですっ!
しかも本マグロの中トロ入りです。
早速本マグロの中トロから頂きます。
中トロうっま!今年最初の激うまです!
もう口の中であっという間に溶けました。
正直言うとマグロは中トロの方が赤身と脂の両方の旨味を同時に味わえるので、自分的には大トロよりも中トロの方がうまいと思います。
ホタテも甘くておいしいです。
プレモルとの相性も実にいいです。
そもそもビールというのは肉料理に合う様に古代シュメール文明の頃から研究開発されてきたお酒なのですが、不思議な事にお寿司との相性もすこぶる良いです。
これは日本人の大発見だと思います。
エビうまっ! 問答無用の激うまです!
もう悶絶するほどのうまさです。
本マグロの中トロも確かに激うまだったのですが、このエビのうまさは尋常ではないです。
本日のMVPはこのエビに確定です。
昔から日本人がエビ大好きなのが本当に良く分かります。
ウニも実にうまいです。
子供の頃はウニって正直苦手だったのですが今ではすっかり大好物です。
しかしそれほどしょっちゅうウニは食べられませんので、普段はうにせんで我慢してます。
サーモンも安定のうまさです。
外国人に人気があるのも頷けます。
サーモンって食べる前からうまいって分かっていますので、ある意味
「あ、思った通り」
というウマさの再確認をしている様なものだと思います。
シメはこちらです。
しじみ汁です。
お寿司をビールで決めた後に飲むしじみ汁はもう最高です。
現代和食のフルコースを堪能した気分です。
英語ではこの様な状態をクラウドナインと言うそうですが、日本語では至福の境地という事になります。
ある意味お寿司とビールは脇役で、実はしじみ汁が主役なのではと思う事すらあります。
大好きなお寿司とビールで大満足したところで本日の晩酌はこの辺でお開きにしたいと思います。
それでは本年も何卒宜しくお願い致します。
という事でまた次回もお楽しみに!
コメント